TOPICS コラム

2017.10.21

工場で使うゴミ箱の試作に注目してみた!

あいさつ

こんにちは!
はじめまして、設計部 サイトウです。

カマダ、フジイと続いて定期的に工場の様子や製品について紹介していくメンバーの一人です。(二人の記事につきましては、トピックス記事からどうぞ!)
至らぬ点の多い文章ではありますが、気長にお付き合いいただけたらと思います。何卒よろしくお願いします!
それでは本編へどうぞ!

工場で使うゴミ箱の試作に注目しました!

木製工場に行ってみると、カトウさんが何か作っている所を発見!何を作っているのか聞いてみたら、「扉を作っているんだよ」と優しい笑顔で教えてくれました。何に使う扉なのかな?と思い、おもむろに聞くと、工場で使うゴミ箱の試作をしていて、その扉になるとのこと!

しかし『ゴミ箱の試作?扉…?(゜゜?)すでにゴミ箱はあるのにどうしてだろう…?』と思ったのでさらに聞いてみると、今のゴミ箱は中身を捨てるときが大変…!?

ゴミ箱は約W1,180×D660×H640㎜という大きさで、主に週に一度、8~10台をトラックでゴミ捨て場へと運びます。そこで大変なのが、端材で重くなったゴミ箱を倒して捨てること。繁忙期には一人で捨てに行くことも多く、ある程度手で中身を捨ててから倒しても、やはり腰に負担がかかるそうです。それは想像するだけでも確かに大変そうです…。

実際どのくらい重いのか聞くと「端材の種類にもよるけど60㎏以上かなぁ」と、ワタナベさんが教えてくれました。60㎏と言われつつも意外と倒すだけならできるかもしれないと思い、試しにゴミ箱を倒してみようとしました。お米30㎏なら一瞬持ち上げられるサイトウですが…まっっったく動きませんでした…!!(;゚Д゚)端材の種類や量によってはちょっと傾けられるものもありましたが、腰への負荷は確実に感じました…。

そんなゴミ箱をよりいいもの、負担の少ないものにするためにとカトウさんは考えながら試作されていました。倒しやすいようにゴミ箱の本体がぐるっと回転するもの(写真左)や、端材が流れ出ていくように扉をつけたもの(写真右)など!力が少なくても容易に端材を捨てられるような試作品を見せて頂き、まさに使用者の負担を軽減できるようにという思いが形になっていくようでした。

試作の作業は、仕事の合間を縫って行っているとのことで完成まで大変だと思いますが、新しいゴミ箱の完成を応援しています!完成した際にはまた記事にてご紹介したいと思います!
カトウさん、ワタナベさん、お話聞かせていただきありがとうございました!


最後に

イチムラでは、お客様のご要望に合わせて一点だけのオーダーも承っております!もし自分だけのオリジナル家具や「こんなもの作れるかな?」などありましたら、お気軽にご相談ください。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
今回は社内製品ではなく工場内で使用するモノを紹介させていただきました。

こうしてトピックス記事が今後少しずつ増えていきますので、時々チェックしてみてください…!
次回もよろしければお付き合いいただけたら幸いです!
サイトウが江別工場からお届けしました!
|ω^)ノシ<see you next time.

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